算数の活用力が受験を制す
- 2016.10.26 Wednesday
- 10:06
全国学力調査テストの個人成績表が返ってきましたね。
とだか塾では
算数の弱点補強と
算数の活用力を鍛えるために
解き直しをやっています。
解き直しのために知っておいてほしいこと
それは、全国学力調査テストの
A問題とB問題で試されている能力が異なるということです。
学力調査テストの出題趣旨
小6 算数A問題
主として「知識」に関する問題
1 計算能力
2 四則計算
3 数の大小
4 単位量当たりの大きさ
5 三角形の底辺と高さの関係
6 図形の構成
7 直方体の面と面の位置の関係
8 全体の大きさに対する部分の大きさの割合
9 場面の読み取りと立式、百分率
小6 算数B問題
主として「活用」に関する問題
1 きまりの発展的な考察
2 数学的な表現の活用と解釈
3 数学的な解釈と根拠の説明
4 資料の読み取りと判断の根拠の説明
5 図形の構成と論理的な考察
全国学力調査テスト結果
小学6年生 算数A
設問形式 | 埼玉県 | 全国 | 全国との差 |
選択式 | 74.1 | 75.8 | -1.7 |
短答式 | 76.8 | 78.5 | -1.7 |
小学6年生 算数B
設問形式 | 埼玉県 | 全国 | 全国との差 |
選択式 | 56.5 | 56.7 | -0.2 |
短答式 | 64.9 | 66.4 | -1.5 |
算数Aは単元ごとの復習に活用できます。
単位量当たり
割合
百分率
このあたりをもう一度復習しておきたいですね。
算数Bは、いわゆる「活用力」が試されている問題です。
活用力とは
□文章を正確に読み取る能力(思考力)
□文章の中から必要な情報を引き出す能力(判断力)
□式を立てる能力(表現力)
中学受験でも
高校受験でも
そして
大学受験でも
差がつく問題は正答率の高くない
「活用力を試す問題」です。
活用力を試す問題を制する者が
受験を制する
こういえるかと思います。